通勤事情をチェック

地域によって異なる部分が大きい

働いている人の多くが毎日通勤をしています。満員電車や渋滞など、ストレスが溜まる場面も多いですよね？昨今の通勤事情はどうなっているのか、具体的に見ていきましょう。
国内における通勤手段として最も多いのは車で、次に多いのが電車です。しかし、これには地域差があり、車が多いのは山形や新潟、秋田などの地方です。東京や神奈川、大阪などの都市部については車の割合が少ないみたいですね。逆にいえば、都市部は電車を利用している人が多いということになります。路線が整備されている都市部は電車、そうじゃない地方では車と、通勤手段が地域によって二極化されているといった特徴がありますよ。

公共交通機関について

最近は高齢化が進む地方の活性化のために、公共交通機関を強化する流れがあるようです。道路渋滞はストレスが溜まるだけでなく、地球環境の観点からもデメリットが大きいので公共交通機関の充実化は非常に重要です。一方、都市部で頻発している満員電車も一種の社会問題となっています。国土交通省の調査によると、朝のラッシュ時の山手線は混雑率が150％を超えています。当然ながら満員電車はストレスが溜まりますよね？そのため、通勤時間をずらすといった対策をしているところも少なくないようです。

通勤時間は長め

通勤時間にも注目してみましょう。ある企業が東京都内で働く人を対象に通勤時間に関する調査を行いました。それによると、平均通勤時間は約1時間だったそうです。しかし、対象者が実際に理想とする通勤時間の平均は35分でした。このように、理想と現実には大きなギャップがあることが分かりますね。満員電車時や渋滞、長い通勤時間など、通勤に関わるストレスは大きなものです。しかも、それをほぼ毎日感じなければなりません。こういった通勤事情は働きやすさにつながりますので、決して甘く見てはいけませんよ。

ちなみに海外は？

海外の通勤事情も見てみましょう。何となくアメリカは車通勤の人が多いイメージがありませんか？実際、多くの人が車通勤のようですね。しかし、地域によっては混雑状況が深刻のようです。例えば、ロサンゼルスで通常なら1時間程度の距離を移動しようとした場合、実際はそれに40分ほどプラスしてかかるといったデータがあります。
ヨーロッパの通勤事情はどうでしょうか？ヨーロッパは環境対策に熱心ですが、そんな中で今注目を集めているのが自転車通勤です。例えば、オランダでは20％以上の人が自転車で通勤しているそうですよ。また、公共交通機関を使うよりもストレスが少ないといったデータもあるそうです。